だんぼっち連載コラム③ だんぼっち公式オプション品
だんぼっちといえば使いやすくしたり、防音性を上げたりする”カスタマイズ”が定着しています。
もちろんユーザーさん自らが工夫してカスタマイズを楽しんでいただくのもいいのですが、お手軽にカスタマイズしていただける公式オプション品も販売しています。
オプション品①吸音材
だんぼっち内で声を出すと素材の仕様上、やや音の反響があります。
カラオケやプライベートシアターとして使うと、反響によってかなり臨場感があります!
しかし収録などに使う場合、反響があることで音がクリアに録れないことも…。
そこでだんぼっち内の反響音を抑えたい方にオススメ!
だんぼっち公式吸音材
だんぼっちにぴったりサイズ!
実際に貼ってみた。
テーブルから上の部分を天井も含めてカバーできます。
だんぼっち内部で同じ音量の音を流し、
吸音材を貼っていない状態と、 吸音材を張った状態で録音しました。
※再生ボタンを押すと音声が流れます。
吸音材を貼るとが音がクリアになりますね!
音の聞こえ方は好みによりますが、収録に使うのであればオススメです!
だんぼっち専用吸音材:15,000円(税込)
だんぼっちトール専用吸音材:18,700円(税込)
オプション品②換気ファン
だんぼっちには換気ダクトがついていますが、それでも密閉度が高いため空気がこもりがち…。
だんぼっちに限った話ではなく、防音室には換気の問題がつきものです。
だんぼっち内に扇風機を入れれば暑さはある程度解消できても、
長時間歌ったりしていると酸素が薄くなってきます。
ドアを開けて空気の入れ替えをするのも面倒だなぁ~
そんなあなたに!
換気ファンユニット
換気ファンユニット:6,980円(税込)
だんぼっちの換気ダクト内に設置して使用します。
だんぼっち内部の空気を入れ替えを促進するとともに、
外部の空気を取り込むことで熱がこもりがちなだんぼっち内部を冷やす効果があります。
さらに!
換気ファンは自分で用意するという自作派の方のため、換気ファンを取り付けるための「スペーサーのみ」も販売しております。
換気ファン取り付け用スペーサー
換気ファンユニット:1,390円(税込)
市販の換気ファンをこのスペーサーに組み合わせて使います。
使用例についてはこちらの記事で紹介してます!
さて、現在は以上のオプション品を発売中ですが、
オプション品はユーザー様のご意見を受けて開発したものです。
今後もご要望があれば新製品を開発していきたいと思いますので、
Twitterやfacebookよりどんどんご意見をお寄せ下さい!
だんぼっち公式twitter:@danbocchi_info
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だんぼっち連載コラム② だんぼっち解説!
だんぼっち公式連載コラム第二回!
週一くらいのペースで更新していきたいところです。
さて、前回はだんぼっちを組み立てるところまでを紹介しましたね。
今回はだんぼっち各部の仕様をクローズアップして紹介したいと思います。
見せてもらおうか、本気のダンボールの仕様とやらを
「ダンボールで5万9800円って…」「自作できそう」と言われがちなだんぼっちですが、もちろんただのダンボールではありません!
製造しているのは明治30年創業の超老舗ダンボールメーカー神田産業。
神田産業では従来から軽量で強度のあるハニカムダンボールに注目し、研究を重ねていました。
その長年のノウハウを注ぎ込み、ハニカムダンボールを防音室に応用。
高い精度を保ったまま、長く愛用できる商品が完成しました。
防音というと重量で空気振動(音)を抑える仕組みが一般的ですが、だんぼっちは空気の層をあえて作り、空気の層を通すことで空気振動(音)を減衰させる仕組みです。
そのため、総重量27kgという防音室としては今までにない軽さとなっています。
備えつけのテーブルももちろんダンボール。
耐荷重は15kg以上、モニターやスピーカーを置いても問題ないしっかりしたものです。
ドア部分には密閉度を高めて音漏れを防ぐため、防音ゴムパッキンを使用。
ギュッと押し込んでドアを閉めます。新品だとゴムが固いので少々きつめですが、使用していくうちにゴムがこなれてきます。開け閉めがきつい場合はハンドクリームなどをゴムに塗るとぬるっと開け閉めできます。
天井にある換気ダクトはただのダンボール箱ではありません。
ダクト内部に穴が空いた仕切り板が入っており、
空気を通しつつ音を減衰させる構造になっています。
背面パネルの下部分にはコードを通すサービスホールがあります。
照明などを使う場合、ここからコードを外に通して電源を使用できます。
ゲーム機やデスクトップPCの本体などの場所をとるものは外に置いて、コードだけ引き込むとだんぼっち内が広く使えます。
ざっと説明しましたが、ただのダンボール箱ではないということがおわかりいただけたでしょうか!
次回はだんぼっちにはどんな使い道があるのか?、今までに聞いただんぼっちの使用用途をご紹介します!
開発時には想像もしなかった使い方をしている方もいるようで・・・。
だんぼっち連載コラム① 配達から組み立てまで
ご無沙汰しておりますVIBElaboです。
2月14日でだんぼっちが発売一周年を迎えましたー!
この一年でテレビなどのメディアでも紹介していただき、防音室としてはちょっと知られた存在になってきたような・・・。
そこであらためてだんぼっちについて連載形式で紹介していこうと思います!
だんぼっちのカスタムについても触れる予定ですので、購入済みの方も読んでいただけると嬉しいです。
配達から組み立てまで
連載第一回は配達から組み立てまでについてです。
本体の梱包時(配達時)のサイズは下記の通りです。
※写真はだんぼっち
※お届けまでにエレベーターなどをご利用の場合は梱包時のサイズをご確認の上、念のためエレベーターに入るか事前にご確認下さいませ。
組み付けには手で回せるネジを使用。工具は一切いりません。
だんぼっち組み立て手順については公式キャラクターの「神田 静音(かんだ しずね)」ちゃんが解説しています。
(静音ちゃんのコスプレイヤーさんまだ出てこないなー・・・)
防音室というと本格的なものが多く、設置や撤去に工事が必要だったりしました。
だんぼっちであれば引越しのときにも持っていけますし、オフィス内などちょっとした模様替えが多い環境でも使いやすいかと思います。
こんな感じでだんぼっちを紹介していく予定です!
だんぼっち関連の開発情報についてもアップしていきますので乞うご期待!
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だんぼっち用の換気ファンユニットを発売しましたが、同時に換気ファンスペーサーというものも出しました。
これは市販のPCファンを使って自分で換気ファンを作るための部品です。
換気ファンユニットではファンが固定されていますが、このスペーサーを使えば、静かなファンにしたい!とか、逆にもっと強力に換気したい!という風に、自分でファンを選ぶことができます。
また、自分で取り付けることで費用を抑えることもできます。
ですが、市販のPCファンの大半はDC12V駆動ですので、家庭用コンセントのAC100V電源で動かすには電源を変換する必要があります。
さらに、換気ファンをだんぼっちの天井に乗せるので、配線の長さも必要になります。
そこで、PCファンをAC100Vで動かすための加工例を記述してみます。
パーツは全て秋葉原で購入しました。
PCファンは電子部品店にはあまり置いてないので、PCパーツ店のTSUKUMOさんで購入しました。
PCファン以外のパーツは、千石電商さんで購入しました。
ネット通販でまとめて購入できるように、マルツパーツ館さんのリンクも書いておきます。
- PCファン(12cm角25mm厚)
まずはPCファンです。
換気ファンスペーサーに付けられるPCファンは、12cm角で枠の間が15mm以上の物になります。
厚さが25mm以上のファンなら大抵大丈夫なハズです。
CFY-120S 静音タイプ - フロント・リア - パソコン・ゲームPC・自作パソコンなら【TSUKUMO】-自作PCを作ろう-
- ACアダプター(12V内径φ2.1プラグ)
PCファンは直流(DC)の12Vで動作しますので、家庭用100Vコンセントで使うにはACアダプターが必要になります。
ACアダプターにもいくつか種類がありますが、ファンモーターを回す程度ならどれでも大丈夫だと思います。
出力電力とプラグ形状に気を付けて選びます。
アイコー電子 VSM-1232 ACアダプター 12V 300mA センタープラス(内径φ2.1プラグ)
【STD-12010U2】スイッチングACアダプター 12V/1A 2.1mmプラグ 【マルツパーツ館WebShop】
- DCジャック(φ2.1中継用)
ACアダプターのプラグをφ2.1にしたので、受け側のジャックもφ2.1の物を選びます。
マル信無線電機 MJ-077N DCジャックφ2.1(中継用)
【MJ-077N】DC中継ジャック 2.1mm 【マルツパーツ館WebShop】
- FAN用電源ピンヘッダ(3P)
PCファン側のコネクターに合わせて、接続用のピンヘッダを選びます。
2506-03 FAN用電源ピンヘッダ (3P・ストレート)
【5045-03A】2.5mmピッチ電線対基板用ウエハーストレートタイプ極数3(10個入) 【マルツパーツ館WebShop】
- 平行ビニル線(0.3スケア2m程度)
そして、DCジャックとピンヘッダを繋ぐための配線を選びます。
12V1.0A以下で使うので、太さは0.3スケア程度あれば十分だと思います。
プラス線とマイナス線と2本繋ぐので、平行ビニル線が便利です。
VFF 0.3SQ 黒(白線入) 100mリール ビニル平行電線
※千石電商さんのネット通販では100m巻きしか見つかりませんでした。
【VFFクロシロ0.3SQ】ビニル平行コード 白黒 0.3sq 【マルツパーツ館WebShop】
使用するパーツは 以上ですが、この他にパーツを接続するための半田と半田コテ、接続部を保護するための熱収縮チューブなどが必要になります。
それでは、配線を作っていきます。
まず、DCジャックの先端を回すとカバーとジャック部分に分かれます。
平行ビニル線にカバーを通し、ジャック部分に接続します。
ACアダプターがセンタープラスなので、極性を間違えないようにしましょう。
そして、配線の反対側にピンヘッダを接続します。
PCファンからの配線は、黒:マイナス・赤:プラス・白:パルスになっているので、ピンヘッダもマイナスとプラスを合わせて配線します。
白のパルス線はファンの回転数を取るためですので、配線しなくて大丈夫です。
ピンヘッダと配線の接続部には、ショート防止のために熱収縮チューブを付けておくことを勧めます。
これでPCファンを100Vコンセント電源から直接駆動できるようになりました。
パーツごとに購入すれば、だいたい2,000円程度で作れると思います。
もっと手っ取り早く、PC用電源に変換する方法もあります。
Amazon.co.jp: TIMELY ドライブ用AC電源 UD-ACDC100NS: パソコン・周辺機器
ただし、こちらを利用する場合は延長ケーブルが必要になりますが、市販ではメートル単位の長さの物はなかなか無いのが難点です。
また、USB電源で動作するファンを使う手段もあります。
Amazon.co.jp: TIMELY USBファン BIGFAN120U for Men: パソコン・周辺機器
これなら2m程のUSB延長ケーブルとUSB ACアダプターがあれば利用できますが、扇風機としての利用を前提としているためか、動作音がちょっと気になりました。
色々なファンを試すことができるので、自作してみるのはいかがでしょうか?
オススメのファンが見つかったら是非教えてください!
だんぼっちに合うイス
VIBElaboよりこんにちは!
だんぼっちは見た目や設備など
自分好みにカスタマイズすることがひとつの楽しみかと思いますが、
おそらくだんぼっちを使う上で最初にセンスが試されるもの…それはイス。
だんぼっちトールは中で立てますが、通常のだんぼっちは座って入るサイズなのです。
さてVIBElaboのイスはどんなものかというと…
これが社内に常設しているだんぼっち。
イスを見てみると…
これもダンボールなんですねー。
ダンボールをぐるぐるに巻いて、さらに外からテープで巻いてまとめました!
床との接地面が大きいほど床面へのダメージが少なくなるので
だんぼっちに優しい!そして丸太のような安定感!
去年の4月に作ったものですが、まだまだ現役ですw
だんぼっちを梱包しているダンボール箱はかなり大きいので、
箱が必要ないという方は梱包箱で作ってしまうのもアリかと思います。
だんぼっち自体も会社に余っていたダンボールで
手作りをしてみたのがはじまりなので、
自由なアイデアでだんぼっちを楽しんでいただけると嬉しいです!