だんぼっち連載コラム① 配達から組み立てまで
ご無沙汰しておりますVIBElaboです。
2月14日でだんぼっちが発売一周年を迎えましたー!
この一年でテレビなどのメディアでも紹介していただき、防音室としてはちょっと知られた存在になってきたような・・・。
そこであらためてだんぼっちについて連載形式で紹介していこうと思います!
だんぼっちのカスタムについても触れる予定ですので、購入済みの方も読んでいただけると嬉しいです。
配達から組み立てまで
連載第一回は配達から組み立てまでについてです。
本体の梱包時(配達時)のサイズは下記の通りです。
※写真はだんぼっち
※お届けまでにエレベーターなどをご利用の場合は梱包時のサイズをご確認の上、念のためエレベーターに入るか事前にご確認下さいませ。
組み付けには手で回せるネジを使用。工具は一切いりません。
だんぼっち組み立て手順については公式キャラクターの「神田 静音(かんだ しずね)」ちゃんが解説しています。
(静音ちゃんのコスプレイヤーさんまだ出てこないなー・・・)
防音室というと本格的なものが多く、設置や撤去に工事が必要だったりしました。
だんぼっちであれば引越しのときにも持っていけますし、オフィス内などちょっとした模様替えが多い環境でも使いやすいかと思います。
こんな感じでだんぼっちを紹介していく予定です!
だんぼっち関連の開発情報についてもアップしていきますので乞うご期待!
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だんぼっち用の換気ファンユニットを発売しましたが、同時に換気ファンスペーサーというものも出しました。
これは市販のPCファンを使って自分で換気ファンを作るための部品です。
換気ファンユニットではファンが固定されていますが、このスペーサーを使えば、静かなファンにしたい!とか、逆にもっと強力に換気したい!という風に、自分でファンを選ぶことができます。
また、自分で取り付けることで費用を抑えることもできます。
ですが、市販のPCファンの大半はDC12V駆動ですので、家庭用コンセントのAC100V電源で動かすには電源を変換する必要があります。
さらに、換気ファンをだんぼっちの天井に乗せるので、配線の長さも必要になります。
そこで、PCファンをAC100Vで動かすための加工例を記述してみます。
パーツは全て秋葉原で購入しました。
PCファンは電子部品店にはあまり置いてないので、PCパーツ店のTSUKUMOさんで購入しました。
PCファン以外のパーツは、千石電商さんで購入しました。
ネット通販でまとめて購入できるように、マルツパーツ館さんのリンクも書いておきます。
- PCファン(12cm角25mm厚)
まずはPCファンです。
換気ファンスペーサーに付けられるPCファンは、12cm角で枠の間が15mm以上の物になります。
厚さが25mm以上のファンなら大抵大丈夫なハズです。
CFY-120S 静音タイプ - フロント・リア - パソコン・ゲームPC・自作パソコンなら【TSUKUMO】-自作PCを作ろう-
- ACアダプター(12V内径φ2.1プラグ)
PCファンは直流(DC)の12Vで動作しますので、家庭用100Vコンセントで使うにはACアダプターが必要になります。
ACアダプターにもいくつか種類がありますが、ファンモーターを回す程度ならどれでも大丈夫だと思います。
出力電力とプラグ形状に気を付けて選びます。
アイコー電子 VSM-1232 ACアダプター 12V 300mA センタープラス(内径φ2.1プラグ)
【STD-12010U2】スイッチングACアダプター 12V/1A 2.1mmプラグ 【マルツパーツ館WebShop】
- DCジャック(φ2.1中継用)
ACアダプターのプラグをφ2.1にしたので、受け側のジャックもφ2.1の物を選びます。
マル信無線電機 MJ-077N DCジャックφ2.1(中継用)
【MJ-077N】DC中継ジャック 2.1mm 【マルツパーツ館WebShop】
- FAN用電源ピンヘッダ(3P)
PCファン側のコネクターに合わせて、接続用のピンヘッダを選びます。
2506-03 FAN用電源ピンヘッダ (3P・ストレート)
【5045-03A】2.5mmピッチ電線対基板用ウエハーストレートタイプ極数3(10個入) 【マルツパーツ館WebShop】
- 平行ビニル線(0.3スケア2m程度)
そして、DCジャックとピンヘッダを繋ぐための配線を選びます。
12V1.0A以下で使うので、太さは0.3スケア程度あれば十分だと思います。
プラス線とマイナス線と2本繋ぐので、平行ビニル線が便利です。
VFF 0.3SQ 黒(白線入) 100mリール ビニル平行電線
※千石電商さんのネット通販では100m巻きしか見つかりませんでした。
【VFFクロシロ0.3SQ】ビニル平行コード 白黒 0.3sq 【マルツパーツ館WebShop】
使用するパーツは 以上ですが、この他にパーツを接続するための半田と半田コテ、接続部を保護するための熱収縮チューブなどが必要になります。
それでは、配線を作っていきます。
まず、DCジャックの先端を回すとカバーとジャック部分に分かれます。
平行ビニル線にカバーを通し、ジャック部分に接続します。
ACアダプターがセンタープラスなので、極性を間違えないようにしましょう。
そして、配線の反対側にピンヘッダを接続します。
PCファンからの配線は、黒:マイナス・赤:プラス・白:パルスになっているので、ピンヘッダもマイナスとプラスを合わせて配線します。
白のパルス線はファンの回転数を取るためですので、配線しなくて大丈夫です。
ピンヘッダと配線の接続部には、ショート防止のために熱収縮チューブを付けておくことを勧めます。
これでPCファンを100Vコンセント電源から直接駆動できるようになりました。
パーツごとに購入すれば、だいたい2,000円程度で作れると思います。
もっと手っ取り早く、PC用電源に変換する方法もあります。
Amazon.co.jp: TIMELY ドライブ用AC電源 UD-ACDC100NS: パソコン・周辺機器
ただし、こちらを利用する場合は延長ケーブルが必要になりますが、市販ではメートル単位の長さの物はなかなか無いのが難点です。
また、USB電源で動作するファンを使う手段もあります。
Amazon.co.jp: TIMELY USBファン BIGFAN120U for Men: パソコン・周辺機器
これなら2m程のUSB延長ケーブルとUSB ACアダプターがあれば利用できますが、扇風機としての利用を前提としているためか、動作音がちょっと気になりました。
色々なファンを試すことができるので、自作してみるのはいかがでしょうか?
オススメのファンが見つかったら是非教えてください!
だんぼっちに合うイス
VIBElaboよりこんにちは!
だんぼっちは見た目や設備など
自分好みにカスタマイズすることがひとつの楽しみかと思いますが、
おそらくだんぼっちを使う上で最初にセンスが試されるもの…それはイス。
だんぼっちトールは中で立てますが、通常のだんぼっちは座って入るサイズなのです。
さてVIBElaboのイスはどんなものかというと…
これが社内に常設しているだんぼっち。
イスを見てみると…
これもダンボールなんですねー。
ダンボールをぐるぐるに巻いて、さらに外からテープで巻いてまとめました!
床との接地面が大きいほど床面へのダメージが少なくなるので
だんぼっちに優しい!そして丸太のような安定感!
去年の4月に作ったものですが、まだまだ現役ですw
だんぼっちを梱包しているダンボール箱はかなり大きいので、
箱が必要ないという方は梱包箱で作ってしまうのもアリかと思います。
だんぼっち自体も会社に余っていたダンボールで
手作りをしてみたのがはじまりなので、
自由なアイデアでだんぼっちを楽しんでいただけると嬉しいです!